申込みブラックになったらもう借入できない?

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ブラックリストという言葉は聞いたことがある人も多いかと思いますが、じつは似た言葉で申込ブラックというものがあります。どちらもカードローン申込みに大きく関係している言葉なのですが、申込ブラックってご存知でしょうか?

今回はこの申込ブラックについて解りやすく解説していこうと思います。

申込みブラックとは

申込みブラックとは、短期間で複数の消費者金融やカードローンの申込みをしたりクレジットカードの申込みをしていることが原因で、一定の期間だけ審査に通らなくなるor通りにくい状態になることを言います。

ですので下手な鉄砲数撃ちゃ当たる!的に、とにかく審査に通るまで色んなカードローンに申込をするのは危険な行為だということを認識しておきましょう。

なぜ複数のカードローンに申込みをしただけでブラックになるの?

複数の消費者金融やカードローンに手当り次第申込みをしているというのは、それだけ自分が審査に通らない可能性があると解っている人だと思います。

つまりお金を貸す側の金融機関としては、あっちにもこっちにも借金のお願いをしてまわっている人は信用できないということなんです。

あなたの学生時代のクラスメイトだったAさんが色んな人にお金の無心をしている!という噂を聞いていたとします。そんなときそのAさんがあなたにもお金を貸して欲しいと言って来たらどう思いますか?きっとこう思うはずです。「相当お金に困ってるみたいだから、もしお金を貸してあげてもちゃんと返してくれる可能性は低いだろう」
何社もの消費者金融やカードローンに申込みをしている時点で、あなたは全ての金融機関からこのAさんのように思われてしまっているというのが、申込ブラックという状態です。

どのくらいの期間に何件申し込むと申込ブラックになるの?

申込ブラックになる目安としては、1ヶ月の間に4社以上のカードローンに申込みをしていることだと言われていますが、こればかりは明確な件数が決まってるわけじゃありませんので、各金融機関の判断になります。1ヶ月の間に3社以上で申込ブラックとして扱う金融機関もあれば、1ヶ月で5社以上としている金融機関もあると思います。

あくまでも目安ですが、1ヶ月の期間で4社以上の消費者金融やカードローンに申込みをするのは申込ブラックになるリスクが高いと覚悟しておいてください。

住宅ローンや自動車ローンの申込も件数に入る?

正確に公表されているわけじゃありませんが、一般的には住宅ローンやマイカーローン、さらに教育ローンやブライダルローンなどは使途用途がはっきりと限定されているため「目的ローン」ともいわれています。
一方、消費者金融やカードローンというのは明確な使途が決まっていないため「フリーローン」と呼ばれる分類にあたります。

この目的ローンとフリーローンは基本的に同じに考える必要はありません。

ただし住宅ローンやマイカーローンでも同じように短期間の間に複数社にローンの申込みをすると「申込ブラック」となります。ですので消費者金融やカードローンとは別だとしても、短期間で双方の申込みを複数行うのは極力控えたほうが賢明だと思います。

クレジットカードの申込は件数に入る?

クレジットカードも消費者金融やカードローンと同じ扱いになるのが一般的です。そのためクレジットカードの申込件数も同じようにカウントされると思ってください。
今回話しているカードローンの申込ブラックに該当するのは「消費者金融」「カードローン」「クレジットカード」です。

申込みブラックかどうかの確認方法は?いつ消える?

自分がすでに申込ブラックの状態なのか?もしそうだとしたら申込ブラックの情報はどれくらいの期間で消えるのか?ってことを知っておく必要があります。そこでここでは申込ブラックの確認方法や情報が消去されるまでの期間についてお話をしたいと思います。

申込ブラックの確認方法

なぜ短期間に何社ものカードローンに申込をしていることをバレてしまうのか?と不思議に思いませんか?

それは個人信用情報機関が大きく関係しています。この個人情報信用機関というのは、あらゆる金融取引の履歴が登録されている機関のことです。

まあ簡単に言ってしまえば市役所のようなところです。市役所にはあなたがいつ結婚したのか、いつ子供が産まれたのか?そしていつ引越しをしたのかまで全ての情報が登録されていますよね。もっと言えばあなたがいつ税金を滞納したのかまで。

その金融バージョンが個人信用情報機関というわけです。ですので、信用情報機関にはあなたの借金に関する情報がすべて登録されています。

そして消費者金融やカードローン会社は、審査の時点で必ずこの信用情報機関に登録されているあなたの取引履歴を見ることができるようなシステムになっているのです。

ですのであなたがいつA社のカードローンに申込みをして、その何日後に今度はB社のカードローンに申込みをしたのかまで全て解ってしまいます。

だったらあなたも自分の情報がどのように登録されているのかをその信用情報機関に見せてもらえば一目瞭然ですよね。市役所だって本人が申請すれば戸籍でも住民票でもすべて開示してくれるのですから、この信用情報機関も同じで資料の開示請求をすれば簡単に自分の情報をみることができます。

しかしその登録情報を見ても、自分が申込みブラックかどうかを知ることはできません。
なぜなら最初にも言ったように申込ブラックという明確なルールがあるわけじゃなく、あくまでも各金融機関における社内規則に沿って申込ブラックが決まっているからです。

A社は1ヶ月以内に4社以上、B社は1ヶ月以内に5社以上というように申込ブラックに該当する件数はそれぞれの金融機関によって異なります。

申込ブラックの情報が消去される期間

ここでは信用情報機関とひと括りに話しをしていますが、実は信用情報機関も1社だけではありません。日本国内では大手の信用情報機関として以下の3社があります。

  • JICC (日本信用情報機構)
  • CIC (シーアイシー)
  • 全国銀行個人信用情報センター

これは金融機関ごとに主に利用している信用情報機関が異なることを意味しています。

信用情報機関名 主な登録業者
JICC (日本信用情報機構) 消費者金融・信販会社など
CIC (シーアイシー) クレジットカード・信販会社など
全国銀行個人信用情報センター 銀行・銀行系など

各機関それぞれに情報の掲載期間などは異なるのですが、申込みブラックに関係する申込み情報に関しては、3社ともに申込情報の登録期間は6ヶ月と決まっています。

これら信用情報機関に登録されている過去の取引履歴を削除して欲しいと申し出ても削除してくれるものではありません。

決まった期間が過ぎるのをじっとまつしか方法はありませんので、申込ブラックが解除されるまでには少なくても半年は掛かるということを覚えておきましょう。

それと自分が申込みをしたカードローンは銀行だけなので、だったら「CIC」や「JISS」を利用している消費者金融やクレジットカードだったら申込ブラックであることはバレないだろう!というのは検討違いです。これら3社は登録情報の一部情報を共有できる仕組みになっています。

信用情報機関については、「カードローンでブラックOKは信用するな!」の記事で詳しく説明しているのでそちらを参考にして下さい。

申込みブラックになると既存カードの増枠、増額もできない?

申込ブラックになってしまった状態で、既存カードローンの増枠や増額を申請しても、良い結果が得られる可能性は極めて低いです。

例え増枠や増額の申請だったとしても金融機関側は再度信用情報を調べますので、そのとき他社のカードローンに何度も申込みをしている履歴が残っていれば「申込ブラック」として認識されてしまうので、増額や増枠は叶わない可能性が極めて高くなります。

できることなら他のカードローンや消費者金融に申込むをする前に、すでに利用中のカードローンがあるのでしたらそちらの増枠や増額を優先的に相談することをおすすめします。参考:カードローンの増額や増枠について

まったくの新規として他社のカードローンに申込みをするよりも、これまでの取引実績があるのですから信頼は築けているはずです。その信頼はカードローン審査では少なからず有利になります。

まとめ

複数のカードローンに短期間に申込みをすると「申込ブラック」となり、審査に通過するのが極めて困難になります。申込ブラックに登録される明確な条件は決まっていませんが、一般的には1ヶ月で4社以上というのが目安とされています。

一度申込ブラックになると情報が抹消されるのに6ヶ月掛かりますので、続けて何社ものカードローンや消費者金融、またはクレジットカードに申込みをした覚えがある人は、一旦申込みをすることを止め、申込情報が抹消される6ヵ月後経過してから再度申込みをするようにしましょう。

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