カードローンで借りたお金の一括返済は可能か?

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アコム、アイフル、プロミス、レイクなど、すべてのカードローン商品は一括返済が可能です。

その場合、日割りで利息が計算されますので、一括返済の予定日が決まった段階で直接コールセンターへ電話をして「一括返済したい」ということを伝えましょう。そうすると、その予定日までの利息を計算してくれ金額を教えてくれます。

もちろん一括返済できる状態になった時点で店舗窓口に行き、一括返済したいと申し出れば、その場で利息を計算して全額返済することも可能です。

ただしカードローン商品の一括返済には、少しだけ隠された裏の事情(無利息残高など)がありますので、その点も含めて各社の一括返済に対する対応などを解説していきたいと思います。

各社の一括返済対応まとめ

各社ともに一括返済するまでの手順などに大きな違いはありませんが、実は少しだけ対応が違ったりしますので、各社の一括返済について詳しく解説していきます。

アコムで一括返済する場合

アコムで一括返済するには、以下の方法があります。

  • 店頭窓口
  • 自社ATM
  • 提携ATM
  • 銀行振込み

ここで注意しなければならないのが、「自社ATM」と「提携ATM」で一括返済をする場合です。
仮に一括返済の金額を計算してもらったら67,500円だったとしましょう。
この場合、自社ATMや提携ATMでは硬貨が使えないことがありますよね。そういうときに端数の500円はどうやって返済すればいいのでしょうか?

方法は2通りあります。

  1. 端数を除く67000円を一括返済する。
  2. 端数を含めた68000円を一括返済する。

どちらの方法でも問題ありません。もし2番の多く返済した場合は手続を取ることで払い過ぎた分を返金対応してくれますが、ちょっと返金までの手続が面倒なのであまりお薦めはしません。
では、1番の67000円を一括返済した場合ですが、この場合残った500円は「無利息残高」として処理されます。

無利息残高とは、形式上は500円の借入が残っている状態だが、この500円に関しては利息も一切つきませんし、いつまでに返済してくださいという期日も設けないという意味です。つまり死ぬまで一生返済しなくても請求されることは一切ありません。ただし、次回またアコムを利用する場合には、この500円も合わせて借入額に含まれることになります。(999円未満の端数は無利息残高扱いとなる)

本当に999円未満は返済しなくて大丈夫なの?と思うかもしれませんが、これはアコムの公式HPにもハッキリと名言されているので間違いありません。

プロミスで一括返済する場合

プロミスで一括返済するには、以下の方法があります。

  • 店頭窓口(サービスプラザ)
  • 自社ATM
  • 提携ATM
  • 銀行振込み
  • インターネット
  • コンビニ端末(Loppi、Famiポート)

プロミスもアコム同様に自社ATMや提携ATMで一括返済する際に残った端数(999円未満)が「無利息残高」として処理されます。アコムのように公式HPで名言はしてませんが、他のサイトなどをみるとコールセンターで確認を取っているという書き込みもありましたので間違いなさそうです。

ただプロミスの場合は、インターネットによる返済にも対応していますし、SMBCグループの会社なので、三井住友銀行のATMであれば硬貨にも対応していますので、いくら無利息残高で返済する必要がないといっても、1円単位まで綺麗に全額返済することをお薦めします。

アイフルで一括返済する場合

アコムで一括返済するには、以下の方法があります。

  • 店舗窓口
  • 自社ATM
  • 提携ATM
  • 銀行振込

アイフルは店舗数も自社ATMも少ないので、一括返済するには少し手間が掛かるかも知れません。もちろん銀行振込みや提携ATMからでも一括返済は可能なのですが、手数料が掛かりますので、なるべく手数料の負担が少ない提携ATMなどを選ぶのが良いでしょう。ただしどうしても提携銀行が少なく、コンビニATMがメインとなってしまうため、硬貨の取扱いができません。店舗窓口や銀行振込みで一括返済するのが一番お薦めです。

SMBCモビットで一括返済する場合

モビットで一括返済するには、以下の方法があります。

  • 提携ATM
  • 銀行振込

モビットは店舗も自社ATMもありませんので、一括返済をする場合は、銀行振込みか提携ATMからとなります。銀行振込みが確実ですが、手数料が掛かります。もちろん提携ATMからの返済でも手数料は掛かるのですが、SMBCモビットはSMBCグループの会社なので、同じく系列の三井住友銀行のATMが利用でき、手数料無料です。三井住友銀行のATMであれば硬貨にも対応していますので、一括返済をするには便利です。

レイクで一括返済する場合

レイクで一括返済するには、以下の方法があります。

  • 自社ATM
  • インターネット
  • 提携ATM
  • 銀行振込

レイクの自社ATMでは硬貨が使えます。そのためアコムやプロミスのように一括返済しても端数が残ることはありません。つまりレイクの場合は、アコムやプロミスのように端数が残った状態では「無利息残高」という扱いにはなりません。ですので、1円単位までしっかり返済しなければなりませんが、自社ATMで端数までしっかり全額返済できるのは逆に安心できるとも言えますよね。

無利息残高の本当の狙い

アコムやプロミスなど、多くのカードローン会社が999円未満を無利息残高とし、一切返済の請求をしないのはなぜだと思いますか?これをただの親切心だと思ってしまうのは少し甘いかもしれませんね。
本当の狙いは「取引を継続している状態」にしておくためです。
たとえ今は使ってもらえなくても、自社のカードローンを所有してもらうことに大きな意味があります。
カードを手元に持っておいてもらえば、もし何か突発的にお金が必要になったとき、ほぼ確実に自社で借入をしてくれますよね?

仮に一括返済し終わったときに、そのカードローン会社のカードを破棄したり、ハサミで切り捨てていても「取引継続中」であれば、カード無しでも電話1本やネットからでも簡単に融資をすることができます。
もし契約そのものを解約されてしまっていては、新たに新規申込みから審査を受けたりしなければならず、またそのときに自社のカードローンを使ってくれる保証なんて無くなります。
ですので、端数の999円未満を回収するより、無利息残高として残しておき、契約そのものをいつまでも継続中にしておくというのが、カードローン会社の本当の目的です。

一括返済しても解約にはならない

アコム、プロミス、アイフル、モビット、レイクなど、全てのカードローン商品に共通していることなんですが、借入額を一括返済したからといって、そのカードローン会社との契約がすべて終了したことにはなりません。完全に取引を解約したいのであれば、正式に解約の手続をしなければなりません。これは全てのカードローン会社で共通していることです。

つまり一括返済したからと言って安心していると、そのカードローン会社との契約が継続したままになっており、後々クレジットカードやマイカーローン、住宅ローンなどの審査時に悪影響を与える可能性があるということです。

これは稀なケースかもしれませんが、管理人の実体験を1つ参考までに話しておきたいと思います。
管理人は以前、某住宅会社で営業をしておりました。そのときのお客様で住宅ローンの審査で落ちてしまった方がいました。年収も問題ないし、他に借入がある訳でもありません。

なぜ審査に落ちてしまったのか不思議に思い、管理人の同級生が働いている金融機関だったこともあり、その友人にこっそり審査の内容を聞いたところ、これは推測であり、あくまでも個人的なアドバイスなんだけど、と前置きしたうえで「過去に消費者金融を利用してなかった?それを解約してから再度審査に申込んでみて」という助言をもらいました。

すぐにご主人に確認したところ、2年ほど前に某消費者金融を利用したことがあるというので、完済済みでしたが、すぐに連絡を入れてもらい解約の手続をしてもらいました。その後、再度住宅ローン審査に申込みをしたところ、無事承認を頂くことができたという実話です。

このように消費者金融との取引中でなくても、取引継続中となっていることで、あらゆる審査に悪影響を及ぼす可能性がありますので、一括返済をしたのであれば、その後解約の手続までしっかりとやっておくことをお薦めします。

解約の方法ですが、一括返済した後に窓口かコールセンターに電話をして、契約を解約したい旨を申し出てください。窓口であればその場で書類記載で対応できますし、電話であれば必要書類が郵送で送られてきます。

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