繰り上げ返済をした場合、利息はどうなるのか?

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住宅ローンなどを利用したことがある人なら「繰り上げ返済」という言葉を聞いたこともあるでしょうし、実際に利用したことがある人も多いのではないでしょうか。この繰り上げ返済ですが、実はカードローン商品でも利用することが可能です。

繰り上げ返済することで、返済期間を短縮することもできますし、結果利息の支払いを最小限に抑えることもできますので、ぜひ知っておきたい返済方法の1つです。

繰り上げ返済とは?

繰り上げ返済というのは、決まった返済期日とは別に少しお金に余裕があるときなど、その都度返済する方法のことです。


例えば毎月25日が返済日だったとしましょう。11月25日に返済をしたとして、12月5日にボーナスが出たので、追加で5万円を返済することにしました。これが繰り上げ返済です。
ちょっと聞いただけだったら、「あ、そういう意味ね!」と理解できると思いますが、実はコレってカードローン特有のサービスでもあり、結構凄いことなんですよ。

繰り上げ返済といえば「住宅ローン」などが有名ですけど、住宅ローンで繰り上げ返済をするのであれば、わざわざ融資を受けている金融機関に繰り上げ返済したい旨を連絡しなければなりませんし、金融機関によっては繰り上げ返済手数料を取られることも珍しくありません。

それにマイカーローンなどでも同じように繰り上げ返済手数料を取れるケースがほとんどですし、金融機関によっては繰り上げ返済には対応していないマイカーローンだってあります。ちなみに手数料は1回繰り上げ返済するごとに5,000円程度の手数料を毎回支払わなければなりません。

しかし、カードローンであれば、いつでも好きなときにカードローン会社に連絡する必要もなく手数料無料で繰り上げ返済が可能です。住宅ローンやマイカーローンと比較しても、カードローン会社の繰り上げ返済システムがいかに秀逸か理解して頂けますよね。

繰り上げ返済したら利息ってどうなるの?

カードローン商品には、会社によって「約定日制」と「サイクル制」という2種類の返済方法があるのは、「返済期日がもっともゆったりで低金利のカードローン」で詳しく解説しています。

もし35日ごとに返済日がやってくる「サイクル制」であれば、35日以内であれば、いつでも自由に返済することができ、その時点からまた35日以内に返済というサイクルなので、利息に関しても問題なく理解できました。

しかし毎月決まった日に返済する「約定日制」を選択している場合、繰り上げ返済したときの利息はどうなるのだろう?と疑問に思ったんです。

例えばサイクル制であれば、11月25日に返済をしたとしますよね。そうすると次回返済日は本来35日後の1月1日となります。しかし、12月5日にボーナスが入ったので、5万円を繰り上げ返済したとします。この場合、11月25日から12月5日までの日割利息が計算され、その利息額以外が元金に充当されます。そして12月5日から、さらに35日後に次回返済期日が変更されます。
これであればまったく問題なく理解できます。

しかし約定日制の場合、毎月25日を返済日に設置していたとします。なので11月25日に11月度分を返済しました。そして同じように12月5日にボーナスが入ったので5万円を繰り上げ返済したとします。
さて面倒なのがココからです。約定日制の場合、本来は12月25日が次回支払日となっています。しかし、返済期日というのがあり、前倒しで返済予定日の15日前から当月分を返済できるようになっています。

つまり12月25日が本来の返済日であれば、15日前なので12月10日以降に入金した分は12月25日の返済分として処理されることになるんです。
しかし今回は12月5日に5万円を繰り上げ返済しているのですから、12月25日分ではなく、11月25日分に追加返済されたことになります。ですので、当然12月25日にはまた決まった金額を返済しなければなりません。

さてここで利息の問題なのですが、12月5日に繰り上げ返済した5万円は全額5万円が元金に充当されるのでしょうか?だって12月25日には、また1か月分の利息が取られるわけですから、当然そう思いますよね?それをネットで調べてみたんですけど、詳しく書いているサイトは見当たらなかったので、直接アコムのコールセンターに電話をして担当者に質問してみました。

その担当者の回答をまとめると、今回のケースであれば12月5日に5万円を繰り上げ返済した場合、11月25日から12月5日までの利息が5万円から差し引かれ、残った金額が元金に充当されるそうです。
そして12月25日の返済日には、12月5日から12月25日までの利息が差し引かれ、残った金額が元金に充当されるという説明でした。

つまりアコムの回答としては、仮に毎日1000円づつ返済したとしても、毎回1日分の利息が1000円から差し引かれ、残った金額が元金に充当されるという見解のようです。確かにこの方法が一番わかりやすい計算方法だと思います。

繰り上げ返済した場合の利息計算は、このように少し複雑です。
ですので、繰り上げ返済をする場合は、コンビニATMや銀行振込みなどではなく、利用しているカードローン会社のATMで入金することをお薦めします。自社ATMであれば、入金した金額に対し、利息が○円、元金充当分が○円、そして次回返済日が○月○日と記載された利用明細書が発行されるからです。その明細書を見ても疑問に思ったり、解らないことがあれば、そのときはコールセンターに電話して尋ねれば詳しく教えてくれるはずです。

繰り上げ返済するとコレだけお得!

実際に繰り上げ返済した場合だと、どれくらい利息で得をするのか計算してみたいと思います。

年利18.0%で50万円を借りたとしましょう。月々の返済額はアイフルを例に考えると、月々の最低返済額は13,000円なので、毎月コツコツ返済していくと完済までに58ヶ月掛かり、返済総額は75万1千円ほどになります。

これをボーナスごとに5万円繰り上げ返済したとしましょう。
すると返済期間は30ヶ月にまで減らすことができますし、返済総額も62万1千円ほどに抑えることができます。

トータルだと完済期間が2年4ヶ月も短くなり、返済総額も約13万円も少なくなります。

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